Hallo my friend! こんにちは。猫のアーサー(@Arthur_of_cat)です。
路上や街頭で様々なパフォーマンスを行う大道芸では
パフォーマンスの終わった後や途中などに、
パフォーマーに『投げ銭』を渡すという習慣があります。
お客様が任意で渡すお礼金のようなものなのですが、
今回はその投げ銭の意味や歴史についてご紹介しましょう。
・投げ銭とは?
路上などでパフォーマンスを行っているストリートパフォーマーは
その日その時にお集まりいただいたお客様に対して
日々練習を積んだ最高のおもてなしをパフォーマンスに変えて披露します。
そして、パフォーマンス終了の際に袋や帽子、かばんや靴、
時には手に持っていたカップなどを持って、その場で待っていることがあります。
お客様がもし、そのパフォーマンスを楽しめた感謝の気持ちや
応援の気持ちを表したいと思えたなら、その意味としてのお礼金を
任意に入れることを『投げ銭』と言います。
昔は帽子や袋に入れるのではなく
お金を投げる風習であったため
投げ銭と呼ばれるようになりました。
・国によって投げ銭も目的が異なっていた
昔は西洋と日本では投げ銭に関する意味が異なっていました。
西洋では、物資を買い付けに来た商人の興味関心を引き付ける為に
路上で様々な芸を披露し、お店の商品の販売促進につなげていたそうです。
日本では、古代の宗教表現や娯楽として、様々な芸を披露していましたが、
江戸時代に入ると宗教的な意味とは別に、日銭を稼ぐ目的として
芸を披露することも行われていきました。
江戸幕府からも芸の内容に関しては特に指南されることもなかったため、
大道芸は大いに発展を遂げていきました。
そして、投げ銭はパフォーマンスへの評価や
感謝の気持ちを表すものへと変わっていったのです。
投げ銭と呼ばれるきっかけは単純ですが、
投げ銭の意味やパフォーマンスの目的は
国によって違いがあり、大道芸の意味や目的も異なっています。
あくまでも任意的なものではあるので、
まずは純粋にパフォーマンスを楽しんでくださいね。
そして、もし心に何かしらの感謝や応援する気持ちが生まれたら、
「ありがとう」「頑張って下さいね」などの気持ちを言葉にするだけでも
パフォーマーは嬉しく、モチベーションも上がります。
気に入ったパフォーマーがいたなら、
話しかけるキッカケの一つにもなるかもしれませんね。
ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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